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2025年大学入学共通テスト「情報Ⅰ」のプログラミング問題について調べてみた

大学入試で2025年から導入される「情報」科目のプログラミングの問題について調べてみました。もうら来年からなんですね。試作問題が公開されているので内容を確認してみました。

出題範囲と形式

  • 2025年1月の大学入学共通テストから「情報」が新たに追加され、プログラミングが含まれる「情報Ⅰ」の内容が出題されます。試験はマークシート形式で行われ、実際にプログラミングを行う必要はありません。

試作問題の内容

  • 共通テストの「情報Ⅰ」試作問題には、以下のようなプログラミング関連の問題が含まれています。

変数と繰返し、算術演算

  • 変数の使い方や繰返しによる処理、算術演算の活用法を理解しているかが問われます。例えば、基本的なプログラミングの知識を用いて、特定のアルゴリズムを論理的に考察する問題が含まれています

お釣りの計算

  • 支払いを行う際のお釣りを題材とした問題があります。硬貨の枚数が最小になるようにプログラムを作成する過程が問われ、関数の理解や繰り返し、条件分岐などが必要です

比例代表選挙の議席配分

  • 比例代表選挙の議席配分方法を求めるプログラミング問題もあります。この問題では、特定のアルゴリズムを用いて議席を配分する方法を論理的に考察する必要があります

問題構成と配点

  • 共通テストの「情報Ⅰ」試作問題は、以下のような構成と配点で行われます。
    • 第1問:情報社会の問題解決(7点)
    • 第2問:コミュニケーションと情報デザイン(16点)
    • 第3問:プログラミングに関する問題(46点)
    • 第4問:情報通信ネットワークとデータの活用(31点)

その他の問題も含め、コンピュータとプログラミングの配点は合計46点とかなりの比重を占めています。

使用言語

  • 試験では、共通テストオリジナルのDNCL(共通テスト手順記述標準言語)共通テスト用プログラム表記が使用されます。この言語は日本語で書かれるため、PythonやJavaScriptとは異なります。特定の言語の勉強ではなく、アルゴリズムや考え方を身につける必要がありますね。

独立行政法人大学入試センター水野修治先生/高校教科「情報」シンポジウム2023/ – キミのミライ発見

まとめ

「情報Ⅰ」の試験には、プログラミングだけではなく情報処理やインターネット社会に関する問題も多く含まれています。社会人でも文系ではなかなか難しいのではないでしょうか。現代社会では、どうしてもスマホやインターネットは避けられないので、積極的に触って覚えていくことをお勧めします。

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