
こんにちは、プログラミング教室「ひなテック」です。
今日はアドバンスコースの子どもたちと一緒に、「アルくんを追え!2」というレッスンを行いました。
今回のテーマは「変数」と「条件分岐」。プログラミングを学ぶ上でとても大切な考え方です。
普段ゲームをプレイしているとき、スコアが表示されたり、特定の条件でゲームオーバーになったりすることがありますよね?
実はそういった仕組みの裏側にも、変数や条件分岐がたくさん使われているんです。
◆ 今日のレッスンのねらい
今回のレッスンでは、次の2つを目標に取り組みました。
- 「変数」の仕組みを理解する
- 条件に応じて処理を変える「条件分岐」を体験する
具体的には、「スコアが6点になったらゲームクリア!」という仕組みを、自分でブロックを組み立てて実現するという課題です。
一見シンプルに見えますが、ここには「変数を使って数を記録する」「条件によって動きを変える」といったたくさんの要素が含まれています。
◆ レッスンの様子:子どもたちの試行錯誤
レッスンではまず、「変数って何?」という話からスタート。
「数字を記録できる箱のようなもの」と説明すると、「ゲームのスコアのことだよね!」とピンとくる子も。実際のゲームとつながることで、理解がグッと深まったようでした。その後は、実際に「スコア」という変数を作って、ゲームの中で数値が増えるような処理を自分たちで作成していきました。
意外と手間取ったのが「演算」でした。変数を使った条件分岐に必須ですが、今まで使ったことがない処理なのでなかなか見つからず。先生のヒントで見つけて設定していました。
こうした試行錯誤の中で、子どもたちは「プログラムは思った通りには動かない」「でも工夫すれば自分で直せる!」という貴重な体験をしてくれました。
◆ 指導者から見た成長ポイント
今回のようなレッスンでは、正解を教えてしまえばすぐに完成します。
ですが、ひなテックでは「自分で考える力」を何より大切にしています。
自分で原因を見つけて、直してみて、また試す。その繰り返しが、論理的に考える力や粘り強さを育ててくれるからです。
今日も、悩んでいる子にヒントだけを伝えて見守っていると、「わかった!」「できた!」という声と笑顔がたくさん見られました。
◆ 最後に
「変数」や「条件分岐」は難しそうに聞こえるかもしれませんが、子どもたちはゲームのような感覚で、楽しみながらしっかりと理解していきます。
これからもひなテックでは、楽しく学べる、そんなプログラミングの時間を届けていきたいと思っています。
次回のレッスンもどうぞお楽しみに!