今日のプログラミング教室は、「拡張機能を使おう」というテーマでScratchを楽しみました。今回使ったのは「ペン機能」と「音楽機能」の2つです。みんなでどう取り組んだのか、振り返りたいと思います。
ペン機能に挑戦
最初は正方形の描画から始めました。ペン機能を使うと、スプライトが動いたあとに線が残るので、紙にお絵かきするイメージに近いですね。
- 星型や六芒星など、いろいろな形にもチャレンジ!
- 回転角度を細かく設定するのに、みんな最初は苦戦していました。
- 「速くて分からない!」と言っていた子は、自分でループ処理の中に待ち時間を加える工夫をしていました。今までやったことがちゃんと身についていて成長を感じます。
形を描くときは「角度」をしっかり理解する必要があります。みんなが試行錯誤しながら、少しずつ面白い形を完成させていく様子がとても印象的でした。

まずは基本の四角形

星型は角度の調整が難しかったです

先生がやっても意外と難しかった六芒星。三角形を6回描いて実現してます。
音楽機能を楽しもう
次は「音楽機能」の拡張を使って、音を鳴らしたり曲を作ったりする練習です。まずは3-3-7拍子を簡単な音階で演奏してみるところからスタート

背景にくまちゃんを描いてみる

楽器の種類を変更してみる

「テキーラ!」という掛け声を録音してみる

楽譜を背景に設定してみる
Scratchの音楽機能は、楽器の音色や音程、テンポなど自由に変えられるので、みんな個性的な演奏を作っていました。ボタンを押すと「テキーラ!」と鳴ったり、メロディが演奏されたりと、想像していた以上に賑やかな授業になりました。
先生も、本家Scratchの作品を探していたら、なんと「テトリス」の音楽を再生している作品を見つけました!みんなで「これはどういう風にプログラムしているんだろう?」と大興奮。リストに音階と長さを登録して再生する仕組みになっているんですね。一生懸命解析して、さらに活用方法を勉強中です。
https://scratch.mit.edu/projects/1122914179
繰り返しと分岐でレベルアップ
どちらの機能も、いきなり複雑なプログラムを書くのは難しいので、最初は1ステップずつ、シンプルな構造で動かしてみました。そして少し慣れたら繰り返しを入れたり、分岐を使ったりしてプログラムを発展させていきます。今日の教室でも、ペン機能と音楽機能を組み合わせて「自動で動きながら音楽を鳴らす」プログラムを作ったり、先生が見つけたスクリプト演奏でワールドトリガーの曲を再生してみたりと、1つステップを踏むたびに新しい発見がありました。
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