こんにちは!ひなテックです。8月15日の教室のテーマは「かけ算ゲーム」。コンピューターがランダムに出してくる九九の問題に、20秒間で何問答えられるかを競うゲームを、みんなで作りました。今週の教室の様子をお届けします!
今週の課題は「20秒でかけ算」

画面に「▢ × ▢ = ?」と問題が出て、答えを入力する——シンプルですが、中身にはこれまで習ってきたものがぎゅっと詰まっています。
- 乱数(ランダム)…「1から9までの乱数」を2つ用意して、毎回ちがう問題を出す
- 変数…「かず1」「かず2」「正解」「てんすう」「まちがえた回数」の5つを同時に管理する
- 関数(ブロック定義)…出題から丸つけまでを「もんだい」という自作ブロックにまとめる
- 条件分岐…入力された答えと「正解」を見くらべて、正解なら点数を、まちがいならミスの数を増やす
そして全体は「タイマーが20になるまで、ずっと『もんだい』をくり返す」というたった数行。先週おぼえた「関数」が、さっそく本領を発揮した形です。中身が1個のブロックにまとまっているから、メインのプログラムはこんなにスッキリするんだよ、というのが今回いちばん伝えたかったところでした。
同じ課題でも、聞き方はみんなちがう
おもしろかったのが、答えを入力してもらうときの質問文。ここはみんな自分で文章を打ちこむので、性格がはっきり出ました。

- Mちゃん(小4)…「答えは何でしょう」
- Siちゃん(小6)…「こたえをかいてね」
- Hちゃん(小6)…「答えをかいてね」
- Saくん(小6)…「こたえをかけワオキツネザル」
最後のSaくんで教室がどっと沸きました。まじめな計算ゲームなのに、キャラクターが急にワオキツネザル呼ばわりしてくる。理由を聞いても「なんとなく」だそうです。こういう遊び心が出てくると、プログラムを触るのが一気に楽しくなります。
SiちゃんとSaくんは、それに加えて背景の切りかえも入れました。ゲーム中は「もんだい」の背景、20秒たって結果発表になると「こたえ」の背景へ。画面が切りかわると、ちゃんと終わった感じが出ますね。
Sくんの新作「ケーキゲーム」

Sくん(小3)は今回もオリジナル作品。先週作った「コインゲーム」の仕組みを、自分で新しいゲームに作りかえました。
いちごのキャラクターが2秒ごとにケーキを投げてきて、左にいる青いスライムが上下に動いてキャッチする。……気づいた方もいるでしょうか。これは先週の「クリオネが投げるコインを、宇宙船がキャッチする」とまったく同じ仕組みです。キャラクターと世界観だけを、まるごと入れかえたんですね。
しかも中身は先週よりきれいになっています。コインゲームでは「旗が押されたとき」のかたまりが4つに散らばっていたのですが、ケーキゲームではひとつのくり返しの中にまとめ直されている。時間切れなら「ゲームオーバー」、ケーキを5個キャッチしたら「ゲームクリア」という勝ち負けの判定も、並べて書かれていて読みやすくなりました。
一度作ったものを、べつの題材でもう一度作り直す。地味に見えて、これがいちばん力のつく練習です。「動くものが作れた」から「なぜ動くのか分かっている」に変わった瞬間でした。
ちなみに先週のコインゲームに残っていた作りかけの部分も、今週いつのまにか片づけられていました。
みんなのスキルアップ
8月15日の授業で、みんなが獲得したスキルバッジを紹介します!
- Mちゃん・Siちゃん・Saくん・Hちゃんの4人が、そろって「ランダム」★3を達成しました!いきなり最高ランクです
- 同じ4人が「処理制御」★2「変数」★2「デザイン」★2、そして先週に続いて「関数」★1も獲得
- Sくんは「ケーキゲーム」で「動き」★2「イベント」★2「変数」★2を獲得。オリジナル作品でしっかりバッジを積み上げています
教室の様子
「ランダム」は、実は子どもたちが大好きなブロックです。プログラムは書いたとおりにしか動かない——と教わってきたのに、乱数を入れたとたん、作った本人にも次に何が出るか分からなくなる。この「自分で作ったのに予想できない」感じが、ゲームらしさの正体だったりします。
九九の練習と聞くと少し身がまえてしまいますが、自分で作ったゲームだと話は別。20秒のタイマーが切れるたびに「もう1回!」の声があがっていました。
来週も楽しみに!
来週もみんなの新しい作品が楽しみです。ひなテックでは無料体験も受付中です。プログラミングに興味があるお子さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください!